siobenの今日もよい日で

のんびりゆったり、そして楽しく暮らすコツ

かつおのアラで佃煮を!

今週のお題「ごはんのお供」

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佃煮写真は真っ黒ゆえ、まずはカラフルに漬け丼で

佃煮と言えば、お江戸の名物、
牛のしぐれ煮詰め合わせ!など頂いたら
ラッキー!にんまりの私。

あさり、シラス、海苔だってもちろんオッケー。
ままごとみたいな木箱でご丁寧に包まれて、
ようこそ我が家へ!大歓迎です。

ですが、
かつおの佃煮工場はマイキッチン!

程よく光って、しま模様も粋なこと!
まん丸お目めの『さかなっぷり』

たまたまの、おすそ分け、お福わけ!
『少し ちゃっこい(小さい)けっとー』なんて、
やってきたものなら、
出刃包丁を持つ手も躍るというものです
包丁もって躍るのは危険ですね…、やめます!


やってこない時は、
もちろん買います!きっぱり!

でね、魚の味の違いが分かる女としては、
ここは、熱く語りたいところ!

  • 肉にうまみがあればお刺身で
  • 脂ののりが悪ければ、ナメロウかタタキで
  • 漬けたり、揚げたり、焼いたり、煮たり、浸したりで
  • 残った刺身は翌朝、お茶漬けで

捨てるのは頭とヒレと尾っぽぐらいなもの。

四半身に下ろしたあとの
中骨とくろ身を甘辛で
しょうがたっぷり佃煮に!

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この中骨のくろ身(血合い)が、なんとも美味い!
ご飯のお供にぴったりなのです。

骨の間に詰まったくろ身をほじほじ…。
どんな早食いさんだって
骨が邪魔して、
ひととき箸が止まるのも押しで、
ゆっくりご飯は健康にも良いし!
仕舞いには、
きれいな骨の自慢大会も出来るし…。

もちろん、あらのお汁『鰹のアラ汁』も絶品です。

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鰹のアラ汁写真なく、鮭の写真でご勘弁を(≧∇≦)

この鰹、スズキとサバとマグロの仲間、
血筋だそうで、
分類は、
硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目
スズキ系スズキ目サバ亜目サバ科マグロ族カツオ属

こうこつぎょるい 
じょうぎあもう 
しんきく 
きょくきじょうもくスズキ系…伝々

とにかく貴重な栄養たっぷりです!

ほうずコンニャク市場魚介図鑑さんのサイトで

非常に良質なタンパク質が多い。中性脂肪を減少させ、血栓ができにくくし、心臓病、痴呆症などを予防し、軽減するDHAEPAが豊富。また赤身には吸収のよい鉄分が豊富。肌などを健全に保つナイアシンも多い。

www.zukan-bouz.com

と、鰹愛 たっぷり!


また、数年前、装丁に惹かれて求めた一冊
蟻川トモ子著
『江戸の魚食文化』―川柳を通してーによると、
江戸時代に魚を読んだ川柳は、
上魚とされた白身魚より鰹の方が多いのだとか?

鰹をひねった一句に、

『ほととぎす 聞かぬといへば 恥にやう』
まだ初物を、きいたり食べたりしてねーなんて
              こっぱずかしいや…(≧∇≦)
                 な感じ?!
作者・山口素堂自身が、
『目には青葉 山ほととぎす 初鰹』
この句に寄せてひねったと言われているそうです。

江戸っ子は
初物を食べる風流と
縁起を担いで暮らしていたのでしょう。

初夏の鰹を喜んだそうです。

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ですが、
東北は、三陸漁場は、

これからが
かつおの旬!
脂ものってトロントロン~(≧∇≦)

ここ数年、
海の様子も漁模様も、
心配なことも多いのですが、
戻り鰹に期待を込めて!
『今年も、戻って来~いよ~』

しおべん!包丁研いで待ってまーす!

でね、キッチンまで泳いでくる鰹なんて、
めったにいません…。
包丁一本、牛乳パックのまな板があれば、
それだけでたたき!は便利な一品(≧∇≦) ↓


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