「もみじ」は「揉み出づ」
『紅葉』もみじ
秋の夕日に
あ~きのゆうひ-に
照る山紅葉
て~るぅやまも~みぃじ
濃いも薄いも
こ~いもうすい-も
数ある中に
かずあるなかに―
松をいろどる楓や蔦は
ま-つをい-ろど-る かぁえぇでやぁつ-た-は
山のふもとの 裾模様
や~まのふ・も・と-のすぅそぉも~よう
この輪唱、好きだなー!
2番は
渓の流れに 散り浮く紅葉
波に揺られて 離れて寄って
赤や黄色の 色さまざまに
水の上にも 織る錦-
もみじの輪唱、ハーモニーを
なんとか綺麗に歌おうと
真剣だった小学校の頃…。
み~ずのうえに~も おるうに~し~き
み~ずのうえに~も おるうに~し~き
メロディがきれいに歌えた時の嬉しさ(*^-^*)
秋になって木々が色づいてくると、
潮弁は今でも
♫ あ~きのゆうひ~に ♫ って
ひとり輪唱で遊んでいます(≧▽≦)
『紅葉』は明治44年
尋常小学唱歌として発表されました。
作詞 高野辰之(たかのたつゆき)
作曲 岡野貞一(おかのていいち)
編曲 中野義見(なかのよしみ)
それぞれ明治生まれ
「紅葉」は、昭和7年に学校唱歌として
教科書に記載されましたが、
その時は斉唱だったそうです。
もみじの輪唱は、
木の葉が重なり合う景色と
色づいた山々が連なる景色のようで
本当に美しいです。
輪唱されるようになったのはいつ頃だろう?
私の住むところも、
日増しに木々が紅葉してきましたよ(*^_^*)
この紅葉
唱歌の題名でも分かるように
「もみじ」と読んでみたり…。
なるほど、もじみは、
赤や黄に染まる
木の葉の総称なのだそうです。
そして、
「もみじ」の語源は
「揉み出づ」
も・み・い・づ って ???
高橋こうじ著
『日本の言葉の由来を愛おしむ』によると、
今のように、
染料や塗料での染色が叶わず、
美しい色があこがれだった時代には、
木々の紅葉は神のなせる技。
その頃の染めの手法、
べに花を繰り返し揉んで
色を出したように、
神様が木々を揉み出しながら
染められたと考えたのだそうです。
明日から11月…、
神様は
東北の地でもまだまだ働かれてる!
揉みづ中でいらっしゃいます(*^_^*)
もう少し、
赤や黄色を楽しめそうですよー!
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