秋刀魚・サンマ・さんま
やっと!
秋刀魚がやってきました。
市場に初水揚げーーーー!
こんな遅い時期の初物は
初めてのことだそう…。
今日はキロ800円と、
ご祝儀相場とはいかなかったけど、
お目めもキラキラで脂ものっているとか!
漁場はまだ北海道沖…。
早く三陸沖に戻っておいでー!
と嬉しい報告ですが、
残念ながら、
わが家には泳いでは来てくれませんでした…。
仕方がない、
去年の写真でご飯を食べよう!
まずはヌタで!
酢味噌和えでも、しょうが醤油でも。
秋刀魚のお刺身は
アヌサキスも心配なので、
この辺の人はよく目配りして作ります。
心配な時は、
新鮮な秋刀魚を1日以上冷凍して、
解凍してから作りますよ!
ことわざ
「秋刀魚は一返し、餅は千返し」
町のみんなは秋刀魚焼き上手~(*^_^*)
この秋刀魚、
江戸時代は魚に祭り
「鰶」とも書いたそうです。
下魚と言われて人気のなかった魚…、
それでも、秋になって千葉沖で獲れだすと、
塩水につけ一夜干しにして
次の日は魚河岸は大賑い!
大漁のなら舟の上も大騒ぎ、
庶民の胃袋を満たしたとか?
「目黒のさんま」で
お殿様の味覚をくすぐったのは、
その後のことだそうですー。
脂は燈油代わりにも使われたそう。
子供のころから食べている佃煮は
お弁当のおかずにもお酒にも!
半世紀前ごろから、
三陸の港にも秋刀魚が
大量に水揚げされるようになって、
私の子供の頃は、沢山のトラックが、
でこぼこ道を
秋刀魚を積んで行きかいました。
カラスやウミネコがトラックの後を追いかけ、
トラックがカーブを曲がる勢いで、
荷台からさんまがこぼれ落ちて…、
近所のみんなで拾って食べたーなんてことも!
今は衛生的な市場の中でタンク詰めされ、
そんな光景もなくなりましたが、
大らかな昭和の時代の一コマ、
今でも懐かしく語り継がれる
わが町の秋刀魚伝説(*^_^*)
去年の写真でごちそうさまでした~!
にほんブログ村
お読みいただきありがとうございました(*^_^*)