秋の夜長 南蛮編みとカマキリ
9月もあっという間に過ぎて、
この頃は靴下が恋しいことも。
夏より冬が好きな私でも、
この季節の肌寒さはちょっと苦手です。
なんだか淋しい気持ちになるし…。
でも、
庭には薔薇の落ち着いた彩も戻ってきました。
夏を一所懸命生きた虫たちもまだ姿を見せています。
写真を撮ろうと近寄ったら、
なになに、その姿は?
クチナシの枝になったつもりで固まっています。
「大丈夫、擬態なんかしなくても、
私はあなたを食べたりしないよ。」
言葉が通じたらいいのにね。
いつまで枝のふりしてんのかなー?
もう、カマキリとの根くらべにも飽きたので、
いっとき、南蛮編みを。
産直で買ってきた黄色の南蛮を麻紐で編みこみます。
ー要領は、名曲「糸」と同じー
縦の糸はあなた~♪
横の糸はわたし~♪を
縦の糸は麻ひも~♪
横の糸は南蛮~♪に
織り成す糸は~やがて誰かを~
暖めうるかもしれない~♪ は同じー(≧∇≦)
辛味はあんまり入れると、
ぽっぽぽっぽとするので程ほどに!
それにしても、
カマキリっていう漢字、難しいねー。
蟷螂だって…。
蟷も螂もカマキリの意味で
「トウロウ」とも言うそうな!?
ことわざ「蟷螂の斧」は中国の故事で、
小さいものがどんなに斧を振り回したところで、
みたいな…。
はかない抵抗のたとえを言うそうだけど、
なんだかなー?
ガリバーみたいな私たちにとっては
ちいさな斧?カマだけど、
虫の世界ではお役立ちだよねー。
と思っていたら、
隠れるところもなくて背水の陣だと
やっぱりこんな風になる…。
ちょっと前のこと、
カメラを構えた私にこのポーズ。
「だから、何もしないってば!」
どっちかって言うと、
私は友達寄りなんだよ。
南蛮編み終えても、
カマキリのことなんだか気になります。
随分と羽が汚れていたもの…。
うまく卵を残こせるかなぁ?!
靴下が恋しい夜に、
南蛮の黄色と
カマキリの緑で物思う…。
お読み頂きありがとうございましたヾ(✿❛◡❛)ノ